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2024.11.12

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外壁塗装を一部だけ?おすすめしない理由と例外パターン

外壁塗装を検討している方は、費用を抑えたい気持ちから、一部だけの塗装を検討しているかもしれません。
しかし、安易に一部だけの塗装をしてしまうと、思わぬ落とし穴があることをご存知でしょうか。
外壁塗装を一部だけにするのはおすすめできない理由について解説します。
 

外壁塗装を一部だけ?おすすめしない5つの理由

 
外壁塗装は、建物を保護する重要な役割を担っています。
雨風や紫外線から家を守り、美観を維持するだけでなく、建物の寿命を長く保つためにも欠かせません。
そのため、安易に一部だけの塗装で済ませると、思わぬ落とし穴があることを理解しておく必要があります。
 

1: トータルコストが高くつく

 
外壁塗装は、足場を組む費用、塗料代、人件費など、さまざまな費用がかかります。
部分塗装の場合、足場を組む費用は全面塗装と変わりません。
さらに、複数回に分けて塗装を行う必要があるため、人件費も高くなる可能性があります。
そのため、一見安く感じる部分塗装も、トータルで考えると全面塗装よりも高額になる可能性があります。
 

2: 仕上がりにムラが出る

 
新しい塗装面と古い塗装面では、色味や艶が異なるため、仕上がりにムラが出てしまう可能性があります。
特に、色褪せしている部分と新しい塗装面では、色の差が顕著になり、建物のイメージが不自然になってしまいます。
 

3: 家全体の劣化を招く

 
外壁は、建物を雨風や紫外線から守る重要な役割を担っています。
一部だけ塗装を行うと、塗装されていない部分が劣化し、ひび割れや剥がれなどが発生する可能性があります。
さらに、そこから雨水が侵入し、家の内部まで腐食させてしまう可能性もあります。
 

4: 今後のメンテナンス計画が立てにくい

 
部分塗装を行うと、それぞれの塗装箇所の塗り替え時期がバラバラになってしまい、今後のメンテナンス計画が立てにくくなります。
全面塗装であれば、同じ時期に塗り替えられるため、計画的なメンテナンスが可能です。
 

5: 工期が思ったより長くなる

 
部分塗装の場合、全面塗装に比べて工期が長くなることがあります。
足場を組む作業や、塗装箇所を養生する作業など、複数の工程が必要になるためです。
また、複数回に分けて塗装を行う必要がある場合もあります。
 

外壁塗装一部だけ?それでもOKな例外パターン

 
外壁塗装は、原則として全面塗装がおすすめです。
しかし、増改築や給湯器交換など、一部だけ塗装タイミングがずれてしまっているケースでは、部分塗装も有効です。
 

1: 増改築したお家

 
増改築をした際に、新しい壁と古い壁で塗装時期が異なる場合があります。
新しい壁は、しっかり防水塗装されているので、無理に再塗装する必要はありません。
古い壁の部分だけを塗装し、次の塗り替え時には、まとめて全面塗装するのがおすすめです。
 

2: 給湯器の交換後など未塗装部分

 
給湯器の交換やエアコンのホースカバーの取り外しなどにより、塗装できなかった部分が露出する場合があります。
このような未塗装部分は、劣化を防ぐために、部分塗装(タッチアップ塗装)を行う必要があります。
 

まとめ

 
外壁塗装は、建物の美観を維持し、寿命を長く保つために非常に重要なメンテナンスです。
安易に一部だけの塗装で済ませると、トータルコストが高くなる、仕上がりにムラが出る、家全体の劣化を招く、今後のメンテナンス計画が立てにくい、工期が長くなるなど、さまざまなデメリットがあります。
外壁塗装を検討する際は、専門業者に相談し、状況に合わせて最適な方法を選択することが重要です。
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