こんにちは。
ひまわりペイントです。
今回は【屋根修理】についてお話ししていきたいと思います。
屋根修理は必要??
屋根修理を行わなければ、屋根の破損箇所が雨水の浸入口となります。
そしてその侵入口が、雨漏りの原因となってしまいます。
建物に雨漏りが発生してしまうと、建物の内部にカビが生えるだけでなくシロアリを呼び寄せてしまうことに繋がります。
そういった事から、建物の寿命を縮めてしまう結果となってしまいますので、
定期的な屋根の点検や、少しでもおかしいなとら思ったら屋根の点検は必要であるといえます。
しかし、屋根の修理は屋根の状態や形状、面積によって値段が変わるため、見積もりを取ることになるでしょう。
修理の依頼前に、ご自宅の屋根の形状、種類をいま一度確認しておきましょう。
そもそも屋根の役割とは
・雨や風、太陽による直射日光から守る
・台風や集中豪雨などの自然災害から人を守る
・外観を楽しむ、印象を良くする
・建物内を適温に保つ
・太陽光発電の設置場所
だと言われています。
屋根の種類はたくさんありますので、今回は代表的な5つの屋根についてご紹介していきますね。
・切妻屋根(きりづまやね)
まるで、アイコンのようなおうちを表現することができます。
本を開いて逆さまに被せたように屋根が流れるといった形状です。
和風、洋風問わずどちらにも合うことや、単純な構造なので比較的安価に仕上げることが可能です。
屋根が無いようにも見える部分の外壁が雨や風、直射日光の影響を受けやすいのがデメリットではないでしょうか。
しかし、屋根同士の繋ぎ目が一箇所ということから、雨漏りの可能性が低くなります。
また、切妻屋根は木造の家に多くみられます。
続いて、、
寄棟屋根(よせむねやね)
中央にある大棟から、四方に傾斜面がある屋根です。
寄棟屋根もまた和風、洋風問わず選ぶことのできる屋根ですね。
雨を四面全てに流すことができるため、水はけが良く外壁の露出部分を減らすことができるので耐風性が高くなります。
しかし屋根裏が狭くなるつくりであるため、通気性は低くなってしまうでしょう。
そして棟が多くなるために雨漏りのリスクがあるので定期的な点検が必要です。
寄棟屋根は木造や鉄骨造りに向いています。
陸屋根(りくやね・ろくやね)
ビルのように平らな屋根のことです。屋上の活用ができることや、シャープであること、またモダンな見た目にすることができる陸屋根ですが防水に関しては十分な点検、ケアが必要でしょう。
勾配があまりないため、排水性が下がってしまうのに加えて
寄棟屋根同様、屋根裏の確保が難しいため通気性が低くなります。
定期的な防水塗装が必須ですね。
陸屋根は防水性が低いため、木造の場合は防水性を高めなければなりません。そのため、木造よりも鉄骨造に向いているといえるでしょう。
片流れ屋根(かたながれやね)
ひとつの方向だけに傾斜がついている屋根のことです。片流れ屋根はスタイリッシュでシャープな印象を与えてくれます。
アシンメトリーでデザイン性が高く、木造や鉄骨造り問わず近年人気のある形状です。
しかし切妻屋根同様、屋根のない方の外壁は直射日光や雨や風の影響を直接受けやすくなっています。
雨や雪などが片側に集中してしまうため、雨樋に負担がかかりやすくなってしまう心配点もありますが、傾斜制限に対応できたりと良いところもたくさんです。
入母屋屋根(いりもややね)
入母屋屋根とは、屋根の上部が切妻屋根の形になっており、屋根の下部が寄棟屋根の形をした屋根です。
主に木造で使用される伝統的な日本家屋の屋根の形であり、日本の風情を感じることのできる格式高い屋根の形といわれています。
また入母屋屋根は、切妻屋根のように屋根裏の換気が取りやすくなっています。
寄棟屋根のように四方に軒が下がっているため、雨が風が外壁に当たりにくくなっています。そのため、耐久性が高いといえるでしょう。
しかし、構造が複雑であるために施工費が高くなってしまうでしょう。
また、2つの屋根の合わさる箇所からの雨漏りが懸念されます。
その他、方形が正方形であり、ピラミッド型の方形屋根(ほうぎょうやね)やデザインがオシャレな、はかま腰屋根(はかまごしやね)などもあります。
また、屋根の素材には
・化粧スレート屋根(コロニアル)
・金属屋根(トタン屋根、ガルバリウム)
・瓦屋根(日本瓦、洋瓦)
・瓦屋根(セメント瓦、コンクリート瓦)
・アスファルトシングル
・棟板金
があります。
屋根の素材については次回、お伝えしていく予定です♪
こういった屋根の形状や素材の名称、特徴を知っておくことで、いざ屋根修理をするタイミングでスムーズに業者と相談できるようになれば少し心強いのではないでしょうか。
このブログ記事があなたにとって、安心・納得の情報になれれば嬉しいです。
以上、ひまわりペイントでした。