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2026.02.20

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雨漏りの応急処置でやってはいけないこととは?被害拡大を防ぐ基本も解説

突然の雨漏りは、建物の安全な状態や快適な生活を脅かすだけでなく、建材の劣化やカビの発生など、さらなる被害を引き起こす可能性があります。
「どうすれば良いのか」と不安になる状況ですが、焦って行う応急処置が、かえって状況を悪化させてしまうことも少なくありません。
雨漏りが発生した際に、被害を最小限に抑えるために取るべき行動と、絶対に避けるべき処置について理解しておくことが大切です。

 

雨漏りの応急処置の基本

 

雨水を受け止めて被害を広げない

 

室内で雨漏りが発生した場合、まず最優先すべきは、雨水がそれ以上広がらないようにすることです。
天井から滴る雨水は、床材や家具を傷め、カビや腐食の原因となるだけでなく、階下への被害も招きかねません。
雨水の真下にバケツや洗面器などの容器を置き、水を受け止めましょう。
容器の底にタオルを敷くと、水滴の音を軽減したり、吸収を助けたりする効果が期待できます。

また、床に新聞紙やビニールシートを敷いておけば、水はねによる被害を防ぐことができます。
大切な家具にはビニールシートをかけて保護しましょう。

バケツなどが用意できない場合は、吸水性の高い紙おむつやペット用トイレシートなども代用できます。
さらに、雨漏り箇所の近くにあるコンセントからは家電製品のプラグを抜き、念のため該当箇所の小ブレーカーを落としておくことで、漏電事故のリスクを減らすことができます。

 

専門業者へ速やかに連絡する

 

応急処置で一時的に被害の拡大を防いだとしても、それはあくまで一時的な対応です。
雨漏りの根本的な原因を特定し、確実に修理するためには、専門業者への速やかな連絡が不可欠です。
被害の状況(どの部屋で、どのくらいの範囲で、いつから雨漏りしているかなど)を正確に業者に伝えることで、スムーズな対応につながります。
可能であれば、雨漏り箇所の写真や動画を撮影しておくと、業者が状況を把握しやすくなります。

雨漏りを放置したり、自己判断で無理な修理を試みたりすると、かえって被害が拡大し、大規模な修理が必要となり、結果的に費用が高額になってしまうケースもあります。
早期にプロに相談することが、建物の安全と資産価値を守る上で最も重要です。

雨漏りの応急処置でやってはいけないこと

 

屋根への無理な登りはしない

 

雨漏りの原因を自分で確かめたい、あるいは応急処置のために屋根に登りたいと考える方もいるかもしれませんが、屋根の上での作業は非常に危険です。
特に雨天時や雨上がり直後は、屋根材が濡れて滑りやすくなっており、転落事故につながるリスクが非常に高まります。
慣れない場所での作業や、工具を持った状態での移動は、重大な怪我を招く可能性があります。
万が一、工具などを落下させてしまえば、通行人に怪我をさせる危険性も否定できません。

安全な足場や装備が確保できない限り、ご自身で屋根へ登ることは絶対に避け、専門業者に任せるようにしましょう。

 

素人判断での処置はしない

 

雨漏りが発生すると、目についた隙間や穴をコーキング材や防水テープで埋めてしまいたくなるかもしれません。
しかし、安易な処置は事態を悪化させる可能性があります。
例えば、コーキング材で本来雨水が抜けるはずの水抜き穴まで塞いでしまうと、建物内部に雨水を誘導してしまう危険性があります。
また、濡れた状態での防水テープの貼り付けは接着性が低く、剥がれや性能低下を招くだけでなく、雨水を別の場所へ集めてしまう可能性もあります。

屋根材を無理に剥がしたり、自己判断で釘を打ったりすることも、新たな破損や侵入経路を作り、被害を拡大させる原因となりかねません。
雨漏りの原因は、水が落ちてくる場所とは限らず、内部で複雑に進行している場合も多いため、専門的な知識がない状態での自己判断による処置は避けるべきです。

 

応急処置後の放置はしない

 

雨漏りに対する応急処置は、あくまで被害の拡大を一時的に食い止めるための手段です。
応急処置を行ったことで安心し、その後の本格的な修理を怠ってしまうと、建物の内部ではカビや腐食が進行し続け、さらに深刻な被害につながる可能性があります。
特に断熱材や木材は水分を含むと乾きにくく、時間が経過してからシミや異臭が発生することもあります。
応急処置は、専門業者に連絡し、根本的な修理を行うまでの時間を稼ぐためのものです。
放置せず、必ず速やかに専門業者に点検・修理を依頼しましょう。

まとめ

 

雨漏りは、建物の耐久性を著しく低下させる深刻な問題であり、放置すればするほど被害は拡大します。
突然の雨漏りに直面した際は、まず室内に雨水が広がらないよう、バケツなどで受け止め、床や家具を保護するといった応急処置を施すことが大切です。

しかし、これらの処置はあくまで一時的なものです。
屋根への無理な登攀や、素人判断での処置、応急処置後の放置は、さらなる被害や危険を招く可能性があるため、絶対に避けるべきです。

最も重要なのは、応急処置を行った上で、速やかに専門業者へ連絡し、根本的な原因の究明と修理を依頼することです。
建物の安全と資産価値を守るために、落ち着いて適切な対応を取りましょう。

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