みなさんこんにちは。
私たちは、大分県下で施工実績No. 1、地元密着の塗装専門店《ひまわりペイント》でございます。
前回のブログでは【屋根の種類〜和瓦編〜】について書かせていただきました。
今回のブログでは前回の続きとして、
【屋根の種類〜洋瓦編〜】についてをお届けしていきますね。
屋根の種類によって耐久年数が異なります。
お家の屋根はどの種類の屋根なのか、またどんな屋根にしようかなど少しでも参考になればと思います。
《洋瓦》
和瓦が日本発祥ということは・・そうです。
洋瓦は海外で用いられていた瓦であり、洋式瓦とも呼ばれています。
現在は日本の中でもたくさんの洋瓦がつくられ、使われています。
洋瓦も和瓦同様に大きく分けると2種類あります。
【粘土瓦】
その名の通り粘土をベースとして製造されるのが、粘土瓦です。
洋瓦の形はS形瓦・F形瓦があり、S形瓦はスペイン式
F形瓦はフランス式になります。
S形式の頭文字のSはSpanish(スパニッシュ)の頭文字からとられています。
また、S字形に波打つ形をしており国産の洋瓦の中でいちばん凹凸がはっきりしている瓦だと言われています。
そのため、立体感や高級感を出すことができます。F形瓦よりも難易度が高いため、工期が長くなる他、施工費用も安価ではありませんが
個性あふれる屋根に仕上がること間違いなしでしょう。
続いてF形瓦(平板)は、洋瓦の中で最も出荷量が多いとされています。
頭文字のFはフラットのFであり平板とも呼ばれ、その名の通り凹凸が少なくフラットな形をしています。
ただ、完全に平(フラット)ではなく、商品によっては、凹凸のあるものや波打つものも販売されておりデザイン性も豊かです。
太陽光発電パネルも設置しやすかったり、比較的安易に施工ができるため、スッキリとみせたい屋根にはオススメですよ。
そしてもうひとつ、最近では南米風の住宅も人気であるために
【混ぜ葺き仕様】の製品も販売されています。
【混ぜ葺き仕様】 とは、F形やS形の洋瓦に、数種類の色を焼き付けて製造されるものをいいます。
混ぜ葺き仕様の洋瓦は意図的に色ムラを焼き付けて作られています。
利用される場合は、数種類の色を混ぜ合わせて施工するよりも、単独の色で利用された方が製品の良さを引き出すことができるといわれているのでオススメですよ。
粘土瓦の耐久性は大体40~50年以上といわれていますが、和瓦同様に耐久年数が長いからといってメンテナンスを怠ってしまうと、雨漏りに繋がったり瓦の落下に繋がってしまったりと大変な危険ですので、定期的なメンテナンス(確認作業)を依頼し、安心・安全に暮らしていただければと思います。
粘土瓦の他には、【セメント瓦】があります。
セメント瓦は、セメントと川砂を混ぜ合わせて作られた屋根瓦のことをいいます。
耐用年数は30~40年ほどあり、セメント瓦もまた耐久性に優れているといえるでしょう。
様々な形状が展開されているのに加えて安価であったので、たくさん使われていましたが
現在は他にも安価で耐久性のある屋根材があるために、セメント瓦はあまり使われていないと言われています。
しかし、セメント瓦は、セメントと川砂でできているため燃えにくく耐火性に優れています。
ですが、セメント瓦は表面の塗装が必要であるために定期的に塗装し直す必要があるということ、そしてセメント瓦はセメントでできているために衝撃に弱く、ヒビ割れを起こしやすいです。
セメント瓦に割れが生じたまま放置しておくと、雨漏りの原因となってしまい補修する箇所が増えてきてしまいます。
ですので、セメント瓦だけには限りませんが早めの補修が必要です。
今回ご紹介するラストは【モニエル瓦】です。
モニエル瓦とは、セメントに砂利を混ぜたコンクリートが主成分の瓦です。
モニエル瓦はセメント瓦の一種ですが、瓦の表面の処理が特殊であるためにセメント瓦とは少し異なっています。
遠目であれば違いはわかりませんが、小口に凹凸があり表面がザラザラしているのが【モニエル瓦】で、逆に小口が平らでなめらかなのが【セメント瓦】です。
主な内容成分がセメントのため、塗装しなければ防水効果はありませんが、和瓦よりも軽量なので耐震性、断熱性に優れているといわれています。
モニエル瓦の別名は【乾式コンクリート瓦】とも言われており、【乾式洋瓦】ということもあります。
モニエル瓦の大体の耐久年数は20~30年です。
しかし残念ながらモニエル瓦は2010年にメーカーがなくなったことで生産が終了となってしまいました。
業者の在庫を確認、または別の屋根材に葺き替える必要があるでしょう。
分かりづらいところやもっと知りたい情報がもしありましたら、
どんな小さな事からでも無料相談が可能かですので、お気軽にお電話にてご連絡くださいね。
このブログ記事が気付きや安心・納得の情報になっていることを願って・・
以上、ひまわりペイントでした。