皆様こんにちは! 代表の佐久間です!
さて今日は、塗装工事のご依頼を頂いたお客様からは必ずと言っていいほど質問される「塗装に一番いい時期は?」
という事についてお話しさせて頂きたいと思います。
お客様には必ず「梅雨時期はやめたほうがいいわよね?」と聞かれますが答えはNOです。
確かに梅雨時期は雨が多く作業が中止になる事が多く工期は延びる事がありますが施工の品質的には全く問題はあり
ません。
梅雨時期に仕事が欲しいので言っている訳ではありませんので誤解のないようにお願いします(笑)
実は塗料には材料別に各塗料メーカーさんが定めた使用上の注意書きのような仕様書というものがあります。
そこにはほとんどの塗料で 気温5℃以下 湿度85%以上での施工は避けて下さい と記載されています。
逆に言うと気温5℃以下 湿度85%以上 でなければいつでも施工しても問題ないという事なんです!
湿度は別として、この大分で梅雨時期の日中の気温が5℃以下になる事などまずないですよね(笑)
これは業者さんから貰う塗料のカタログに必ず記載されているので気になる方は一度見てみて下さいね!
しかしやはり時期によってメリット・デメリットはあるのでここで時期別に例を挙げてみたいと思います。
春(3月~5月)
メリット
- 暑くもなく寒くもない為、職人が作業しやすく工程もはかどりやすい
- ビニール養生で窓が開けれなくなっても過ごしやすい季節なのでほぼ気にならない
(開けたい窓があれば業者に相談すれば開閉可能な養生の方法をとってくれます。)
- 日照時間も長くなる為、作業時間が長くとれる
デメリット
- この時期に施工を希望されるお客様が多い為、冬時期に施工業者と話をまとめておかなければ間に合わない
- 菜種梅雨といわれるほど以外に雨の日が多い為、施工日数が延びる場合がある
梅雨時期(6月)
メリット
- この時期は施工を希望される方は少ないので急がなくても優良業者に予約が取れやすい
- 窓の開け閉めがほとんど無い時期なので窓にビニール養生をしてもあまり気にならない
- 梅雨時期は工事が少なくなる為、意外な値引きをしてくれれる事がある(笑)
デメリット
- 雨が多くなるので工期が延びる(約1.5倍位みていただければ問題なく終わると思います。)
夏(7月~8月)
メリット
- 塗料の乾きが早く作業が塗り重ねが早く出来る場合がある
- エアコンをかけるので窓にビニール養生をしてもあまり気にならない(エアコンが嫌いな人には不向き)
- 日照時間が長いので作業時間が長くとれる
デメリット
- 職人が暑いので休憩時間が多めにいる為、作業がはかどらない場合がある
- 屋根の作業は高温になり過ぎる為、朝のうちか夕方にしか作業が出来ない
- 塗料の乾きが早すぎる場合は塗り継ぎ目が出やすくなる
- 夕立が多い為、天気予報が読みにくい
秋(9月~11月)
メリット
- 暑くもなく寒くもないので職人が作業をしやすく作業がはかどりやすい
デメリット
- 9月中旬から10月中旬は雨が多いので工期が延びる場合がある
- この時期に施工を希望する方が多いので早めに業者を決めておかなければ秋の施工に間に合わない
冬(12月~2月)
メリット
- 空気が乾燥しているので塗料の乾燥には影響しない。
デメリット
- 気温5℃以下の時は施工が出来ない
- 屋根の作業の場合、霜や夜露が乾く午前10時から霜や夜露がおりるまでに乾燥が可能な午後14時頃の間に作業しなければならない
などが挙げられます。
このようにそれぞれの時期によってメリット・デメリットがありますが一年を通して塗装は可能です。
大事な事は時期よりも
■時期にあった施工方法を実施できる技能を持った職人か?
■使用する材料の事を熟知した職人か?(たとえば冒頭でお話ししたメーカーの仕様書には、塗り重ねの乾燥時間が気温別に記載されており、この乾燥時間を守らなければ不具合につながります。この乾燥時間は材料により異なるのでそれを熟知していなければなりません)
という事が非常に大事になると私は思っています。
まとめとしては、塗装をするのに時期はそんなに重要ではなく、皆さんが一番やりたい時期にあわせて工事をするの
が一番いいという事(この時期で大丈夫かな~ と思いながら工事されるのは嫌ですもんね!)です
説明がへたくそで申し訳ありません(笑)
さて、今回はこの位にしておきます。
何かご不明な点や、気になる事がございましたら質問だけでも結構ですので佐久間までお問合せ下さい!